2019/05/13 発達障害
発達障害
発達障害は、学術用語としては18歳以前の発達期に生じた心身の機能的な不調が長期的にわたって持続する障害全般のことを指す場合が多いといわれています。
発達障害と聞くと、知的に障害のある人だと考える方は多いと思います。
実際にこれまで知的障害を発達障害の典型とする考え方がありました。しかし、発達障害者支援法の成立などにより①広汎性発達障害、②学習障害、③注意欠陥多動性障害、それらに類似した障害の総称として発達障害の語が使用されるようになってきました。
発達障害は知的障害や身体障害、精神障害等の明らかな障害がなくとも就労や社会生活上に困難が生じる場合もあります。
近年発達障害への関心は高まっており、様々な支援体制が整えられ施策が実施されています。また、今では発達障害のある成人の当事者が自ら執筆活動を行ったり、メディアに登場する機会も増えてきています。
社会生活を送る中で様々な人々と関わっている以上、発達障害について理解を深め関心を持つことはとても大切なことであると思います。