2019/04/05 自律神経失調症
自律神経の働き
自律神経は、自分の意思とは関係なく、心と体のバランスを適切にコントロールしてくれる神経です。交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っています。
交感神経 運動をする時、仕事をする時など活動的な場合は、交感神経が優位になり、心拍数があがり、筋肉が緊張し、精神活動も活発になります。
副交感神経 休む時には、副交感神経が働き、心拍数も低く、筋肉も弛緩して、手足も緩み、全身がリラックスしている状態になります。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れるとどちらかが優位になり、身体にいろいろな症状がでてきます。
症状
不眠、緊張、頭痛、動悸、倦怠感、便秘、下痢、発汗、立ちくらみ、のぼせ、月経不順、手足のしびれ、微熱
日常生活で、ストレスや緊張した状態が続くと自律神経のバランスを崩しやすくこういった症状がでることがあります。こういった症状は、それぞれ内科的疾患からくる場合もあるので、しっかり血液検査を受け、異常がないことを確認し、それでも症状が続くようなら、精神科で治療を継続することをオススメします。