2019/04/13 性同一性障害とは? その4
主な治療法
1.精神療法
2.内分泌療法(ホルモン療法)
3.外科的療法
パートナーシップ制度
同性カップルを、自治体が公に婚姻に準ずる関係として証明する「パートナーシップ制度」。恋愛の対象が、同性のカップルにとって、新たな選択肢の一つとなっています。体の性と心が一致しないトランスジェンダーの人にとっても、活用できる制度です。
2003年に「性同一性障害特例法」が制定され、戸籍上の性別を変更できることになりました。そのためには、医師から「性同一性障害」の診断を受けた上で、性別適合手術を受ける必要があります。しかも、生殖腺を永久に欠くという厳しい条件が課せられます。経済的にも身体的にも負担が大きく、手術を受けるのは、診断を受けた人の2割に留まっています。一方、自治体のパートナーシップ制度は、「戸籍上同性」のカップルが対象で、戸籍上は同性のままでも、二人の関係を公に認めてもらう手段として、とても活用しやすい制度だと思います。