新宿東口ハートクリニックブログ

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びょうき

禁煙外来 その2 -ニコチン依存症-

ニコチン依存症について

タバコを吸うと数秒でニコチンが脳に供給されます。はじめてタバコを吸うと、気持ちが悪いと感じます。これは、ニコチンを受け取る神経が脳にないからです。我慢して吸っていると、だんだんおいしく感じるようになります。

続けてタバコを吸っていると、脳にニコチン受容体が増えていきます。ニコチン受容体は、ニコチンを受け取ると、脳内に快感物質であるドパミンを供給します。その時、人は、気持ち良いストレスがとれたと感じます。これが、喫煙者がタバコを吸っておいしいと感じる仕組みです。おいしく感じるようになった人は、さらにニコチンを摂取し、常習化します。ニコチン摂取→ドパミン供給→ニコチン摂取が繰り返されます。これがニコチンの依存性で、吸うことをやめられなくなる原因になります。

ドパミンは、何かを達成したときや美味しい食事をしたときなどに供給されます。喫煙者の場合は、普段からニコチンでドパミン供給がされているので、食事をしてもドパミン供給がされません。だから、食後に物足りなさを感じ、喫煙をして、ドパミンを脳に供給し、満足感を得ています。

脳でニコチンが欠乏してくると、ニコチンが欲しいと思う精神的依存とイライラしたり、不安になったり、集中できなくなる身体的依存が起こります。これらを離脱症状と呼びます。ニコチン依存症にかかると、自力で禁煙することは、とても大変になります。禁煙を決意したら、一人で悩まずにぜひ、禁煙外来を受診して下さい。